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【運動をすると悪化する人がいる?】

【運動をすると悪化する人がいる?】

肩こり・腰痛・膝痛などで整形外科を受診すると、
『運動不足』という一言で片付けられて、
まるで「痛くなったのはあなたのせいですよ」
と言わんばかりの診断をされることがあります。

YouTubeやテレビの健康番組でも、
「運動不足が原因です」と、
偉い先生が断言してたりしますが、、

このことに関して僕は、
「説明不足だな」と感じてしまいます。

そもそも『人間に必要な運動』には
3つ種類が存在します。

①鍛えるための運動
②健康維持のための運動
③健康に”なるための”運動

の3種類です。

お医者さんや理学療法士、
僕たちのような治療家たちは、
この3種類のうち、
「どれがあなたに必要か?」を
判断できる知識と経験を持っています。

そんな人たちが説明責任を果たさずに、
「運動不足ですね」の一言で片付けるのは、
職務怠慢もいいところです!!

僕はそういった対応は、
治療家として不誠実だと思っています。


当院に来られえる患者さんの場合、
90%以上の方に必要なのは、
③『健康に”なるための”運動』です。

さらに『健康に”なるため”の運動』は、
→全身を動かす運動
→局所を動かす運動
の2つに分けられます。

多くの方がここを間違えるのですが、
「治療」「痛みの解消」の場合、
まずは「局所を動かす運動」から
始めることが鉄則です!

にも関わらず『運動不足』と
言われてしまったがばかりに、
ランニングや野球、ゴルフなど、
「全身を動かす運動」をやってしまい、
余計に悪化させてしまっています。。

健康のためには『運動』は必要です。

その意見、考えに異論はありません。

ですが、、

「あなたに必要な運動」は、
”あなたが思っている運動”とは
違う可能性があることも知っておいてください。

脊柱管狭窄症の人と、
筋膜性腰痛の人とでは、
『必要な運動』は違うので!

もし『運動不足』と言われてしまったり、
『運動不足』という言葉にドキッとしたら、
焦っていきなり運動を始めるのではなく、
『自分に必要な運動』を知ることから始めてください(^^)