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2023年06月

【腰痛の8割は〇〇】

【腰痛の8割は〇〇】
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皆さんは知っていたでしょうか?

腰痛の8割は、、

 「原因不明」

だということを。

これは整形外科や整体院業界では
かなり有名な話です。

特に“慢性腰痛”ともなると、
ほとんどが原因不明で、
明確な治療法が確立されていません。

こんな話をされると、

「じゃあ、腰痛を治すなんて無理じゃん」

と、気落ちしてしまいますよね。

ですが僕は皆さんを不安にさせたり、
嫌な気持ちにさせたいわけではありません!

僕はこの「原因不明」という言葉が、
すごく誤解を与えていると思ってます。

この「腰痛は原因不明」というのは、
もっと正確に言えば、

「原因が多すぎて1つに絞れない」

という意味です!

- 股関節が原因の腰痛
- もも裏が原因の腰痛
- 背中が原因の腰痛
- 首が原因の腰痛

など色々ありすぎるんです!

稀に内臓が原因の腰痛だってあります。

今回僕が1番伝えたいことは、

「原因が多すぎて特定できない」
=「原因不明」

これが「腰痛は原因不明」の
本当の意味です。


「原因不明だから治せないか?」

と言われればそんなことはありません。

「原因が1つに特定できない」だけで、
「複数の原因がある」という前提で
治療をすることは可能です。

この時に考えないといけないのは、
『割合の大きさ』です。

『どの原因が1番悪さをしている
 割合が大きいか?』

例えば、腰痛の原因として、

- 股関節50%
- 背中30%
- 足首20%

という割合だったとします。

どれも「腰痛の原因」に違いありませんが、
『1番割合が大きいのは?』と考えると、
『股関節』を治療していくことが、
早く大きく治療効果を得られますよね?

痛みを取るだけなら、
股関節の治療だけでいいかもしれないし。

再発しないようにしっかり治したいなら、
足首まで治療した方がいいですね。

これは人それぞれで部位も違えば、
割合も違ってくるので、
正確な“見立て“が必要になります。

患者さん自身が
「どこまでしっかり治したいか?」
によっても治療期間が変わります。

ここまで色々話してきましたが、
「原因不明=治らない」
ではありません!

ポイントを押さえて、
じっくり治療していけば、
ほとんどの腰痛は治ります(^^)

【治療効果は遅れてやってくる】

【治療は後から効いてくる】
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先日、患者さんがとても不思議そうに、

「先生の治療を受けると、
 2〜3日後に身体が楽になる」

「普通、治療のすぐ後じゃない?」

と、聞かれました。

確かに一般的にはそうですよね。

”治療のすぐ後に”効果を感じるのが普通です。

でもその効果って、、

”すぐ消える”印象ってないですか?

「楽になったなー」と思っていても、
次の日にはまた身体がつらい。

それは果たして”治療”と呼べるのか?

僕はそんなことを考えていました。

僕の治療が『後から効いてくる』のは、
身体の『深い部分』を治療しているからです。

例えば腰痛に対して「塗り薬」と「飲み薬」、
どっちが良く効くでしょう?

イメージでなんとなくわかりますよね?

「飲み薬」の方が『身体の中から』作用するので、
効果も高いし、持続もしやすい。

その分ちょっとだけ効果は、
『遅れて効いてくる』感じですよね?

僕の治療はまさに『この原理』です。

「再発させない」を目指しているからこそ、
『身体の深部を治療する』ことにこだわります!

実感をしてくれている患者さんからの、
面白い質問でした(^^)/

【脊柱管狭窄症について】

【脊柱管狭窄症について】

脊柱管狭窄症について知ろう

脊柱管狭窄症は、脊椎(背骨)の中にある中枢神経に影響を与え、
腰や下肢に症状をきたす病気です。

脊柱管という「管」が背骨の中心にあって、
脊椎内の神経を保護する役割を担っています。

この管が狭くなることで神経に圧迫をかけるようになり、
足の痛みやしびれ、腰痛、足の筋力低下などの症状が出ます。

脊柱管狭窄症の原因

脊柱管狭窄症の原因は、脊椎の老化によるものが最も一般的です。

脊柱管は、脊椎内の神経を保護するため、
本来は広いスペースを必要とします。

しかし、脊椎が年をとると軟骨組織が硬化し、
スペースが狭くなることがあります。

また、脊柱管狭窄症は、外傷、腫瘍、先天性の欠陥など、
他の状態によって引き起こされることがあります。

原因の種類

  • 脊椎の老化

  →骨粗鬆症
  →圧迫骨折など

  • 外傷

  →骨折
  →腰椎すべり症

  • 腫瘍や変形

  →脊柱靱帯骨化変性など

  • 先天性の欠陥

  →生まれ持った変形や奇形など

脊柱管狭窄症の症状

脊柱管狭窄症の主な症状は、
神経が圧迫される場所によって異なります。

一般的に、足の痛みやしびれ、腰痛、足の筋力低下が見られます。
これらの症状は、通常、長時間立ち上がったり歩いたりしている人によく見られます。

主にお尻からももの裏にかけての痺れや鈍痛、
「早く座りたくなる」などの休息願望が多くみられます。

症状は休息や前屈などの、
特定の動作によって緩和されやすいです。

症状の種類

  • 足の痛みやしびれ
  • 腰痛
  • 足の筋力低下

脊柱管狭窄症の発症しやすい年代

脊柱管狭窄症は、
一般的に年齢とともに発症しやすくなります。

特に、50歳以上の人々に影響を与えることがよくあります。

脊柱管狭窄症は、若い人でも発症することがありますが、
これは比較的まれなケースです。

若い人に発症する場合は運動をしている方が多く、
サッカーやラグビーなどの接触プレーが多く、
日常的に高負荷なトレーニングをしている人に多いです。

実際の医療現場では年齢に関わらず、
『反り腰』の方に見られる印象です。

『反り腰』によって腰椎に負担がかかったり、
腰椎にの位置がズレることも大きく影響しています。

年齢による発症の傾向

  • 50歳以上の人々に多い
  • 若い人でも発症することがあるが、まれ
  • 高負荷な運動をしている学生
  • 細身で体幹筋力が弱い人
  • 『反り腰』の人

脊柱管狭窄症の治療法

脊柱管狭窄症の治療法は、
症状に応じて異なります。

軽度の症状は通常、
休息や物理療法によって治療されます。

実際には、

  • 体幹のインナーマッスルを緩める (腸腰筋や腰椎多裂筋など)
  • 股関節の可動域を拡げるリハビリ

などが有効です。

重度の症状を持つ人々は、
手術を必要とする場合があります。

治療に加えて、予防も重要です。

脊柱管狭窄症の予防には、
運動が非常に効果的です。

特に「股関節」に対する運動やリハビリを行うことで、
症状の緩和はもちろんのこと、
脊柱管狭窄症のリスクを減らすことができます。

また、正しい姿勢を保つことも脊柱管狭窄症の予防に重要です。

脊柱管狭窄症は、多くの人々が直面する可能性がある病気です。
痺れや痛みなどの症状が現れてからの治療では、
改善までにかなりの時間を要することもあります。

できるかぎり普段から予防をして、
脊柱管狭窄症に”ならない”生活を心がけてください!

 

執筆者 奥村龍晃
柔道整復師
フィジカルバランスラボ整体院 院長