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【「アキレス腱が硬い」の意外な原因】

【「アキレス腱が硬い」の意外な原因】
 
・運動をしている人  
・ふくらはぎが浮腫みやすい人  
・夜中に足がつりやすい人
 
こんな人たちの多くは、  
「アキレス腱が硬い」です。
 
僕たち治療家とって、  
アキレス腱の硬さは大事な評価項目で、  
足関節の機能を考える上で  
欠かすことはできません。
 
 
一般的な
 
 「アキレス腱が硬い」
 
という言葉の意味は、
 
 「足首が固い」
 
と同義で使われがちですが、  
治療家は2つの言葉の意味を  
分けて考えなければいけません。
 
 
「アキレス腱が硬い」は、  
アキレス腱”そのもの”が  
硬くなっているかどうかを  
検証、判断しなければなりませんし、
 
「足首が固い」は、  
・関節  
・靭帯  
・筋肉  
・脂肪体  
・皮膚  
の”どれが”固いのか?を  
検証、判断しなければなりません。
 
 
その中でも、  
かなり見落とされがちで、  
患者様に説明すると驚かれる組織が、  
『脂肪体』の硬さです。
IMG_1582.jpg
アキレス腱と踵の骨の間にある、  
クッションの役割を持つ『脂肪体』
 
この『脂肪体』が硬くなると、  
足関節の動きを阻害し、  
足首の可動域が制限されます。
 
 
実際に患者様の『アキレス腱下脂肪体』を  
足関節の動きに合わせて緩めてあげると、  
劇的に可動域が改善されるケースが多いです。
 
足関節の可動域が大きいということは、  
足底やふくらはぎの筋肉が大きく動き、  
ポンプ作用がちゃんと働くので、  
歩いているだけで浮腫みが取れます。
 
もちろん捻挫の予防にもなるし、  
膝や股関節の負担も減らせるので、  
足関節の可動域はとても重要です。
 
特にスポーツをしている方は、  
”アキレス腱断裂”の予防になるので、  
『脂肪体』を柔らかく保つことを  
オススメします!
 
 
「足首が固い」と感じている人は
意外と『脂肪体』が硬いかもしれませんよ!