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【原因不明の膝裏の痛み】

【原因不明の膝裏の痛み】
 
患「先生、なんにもしてないのに、  
  膝の裏が痛いんですよ」
 
僕「何かキッカケや
  心当たりはないんですか?」
 
患「何もないんですよね……」
 
なんて会話はよくあります。
 
 
患者様本人にとっては、  
”何もしてない”と思っていても、、
 
それは

 ”特別なことは何もしてない”
 
という意味で、
 
 ”普段通りのこと”
 
の中に原因があります。
 
 
”普段通りのこと”の中で、  
痛みに関与しやすいのは、  
『普段している動き』の場合が多い。
 
 
僕がまず気にするのは『歩き方』
 
『歩き方』いわゆる『歩行姿勢』による  
メカニカルストレスがかかっている
部位を見つけ原因を特定していきます。
 
 
「膝の裏が痛い」という場合、  
個人的な経験則で思うのは、、
 
”痛い側の足”が後ろにある時に、  
『膝が過伸展する』パターンが多いこと。
 歩行①.png
立脚中期から立脚終期に移った段階で、  
膝関節が『後方へ抜ける』力が加わり、  
膝裏の筋肉や軟部組織にストレスがかかる。
 
 
この動きやストレスによって、  
”歩いているだけで膝裏が痛くなる”  
ということが起きてしまう。
 
 
痛みを取るだけなら、  
患部の炎症を抑えたり、  
ストレスのかかっている筋肉を  
緩めたりするだけでいいかもしれませんが、、
 
【再発しない】を考えるなら、  
『歩き方』を改善しなければならない。
 
 
もっと根本的なことに踏み込むなら、、

【なぜこの『歩き方』になったのか?】から  
アプローチを始めなければならない。
 
 
僕は10年後の患者様の生活を  
想像できる治療家でありたい。