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【50代女性に起こる腰痛の原因は?】

【50代女性に起こる腰痛の原因は?】

こんにちは!

フィジカルバランスラボ整体院、
院長の奥村龍晃です!

この記事では「50代女性の腰痛」に内容を絞って、
その原因や対策を書いていきます!

『腰痛』は全世代、性別を問わず多くの方が経験しますが、
実は原因や影響は様々なので、治療法も変わってきます。

原因が解れば治療もしやすくなり、
もちろん治りやすくもなります(^^)/

この記事を参考にご自身で原因を考えてみたり、
治療法選びの参考にしてください!

はじめに

まず大前提にお伝えしておきたいこととして、、

40代~50代の女性に起こる腰痛は、
・ホルモンバランスの変化
・筋力の低下
・ 生活習慣
・既往症

など、さまざまな要因が複合的に影響しています。

この年代の女性の腰痛は原因1つではなく、
”複数の要因が掛け合わさっている”ことを知っておいてください。

なので「原因を1つに絞る」ことはとても難しく、
「〇〇さえすれば治る!」といった治療もありません。

いきなり厳しい事を言っているのは重々承知していますが、
治療家としてこのことは伝えなければいけないと思ってます。

ここからは、40代~50代の女性に起きる腰痛の主な原因と、
それに対する効果的な対策について詳しく解説します!

女性ホルモンの変化による影響

40代~50代の女性に起きる腰痛の大きな要因の1つが、
「女性ホルモンの変化」です。

特に閉経に伴うエストロゲン(女性ホルモン)の
急激な減少が大きな影響を及ぼします。

エストロゲン(女性ホルモン)の減少により、
骨粗鬆症や自律神経失調症などの症状が現れやすくなったり、
全身的な不調が腰痛につながってしまいます。

また、エストロゲン(女性ホルモン)の減少で血流が悪くなり、
疲労物質の蓄積から肩こりや腰痛が引き起こされることもあります。

”閉経”という女性特有の身体の変化によってホルモンバランスが崩れ、
40代~50代の女性の腰痛が起きてしまうと考えられています。

筋力の衰えと柔軟性の低下

これは女性に限ったことではありませんが、
やはり腰痛には「筋力の衰え」と、
「柔軟性の低下」も大きく関係しています。

運動不足により、足腰の筋肉が衰え、
姿勢を支える力が低下します。

また、筋力と柔軟性が低下することにより、
背骨や腰椎に負担がかかり、痛みが出やすくなります。

特に、同じ姿勢を長時間続けることによる筋肉の疲労や、
スマホやパソコンの使用による悪い姿勢
家事やお仕事での立ちっぱなしなどの疲労で、
腰痛を引き起こしたり、悪化させる要因となっています。

既往症による影響

40代~50代の女性の腰痛には、
「既往症」の影響も大きいです。

「既往歴」という言葉は耳馴染みがないと思いますが、
要は「過去にした怪我や病気」のことです。

乳がんの転移による腰痛や、
骨粗鬆症による圧迫骨折、
椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患など、
過去の病歴が腰痛の原因になってしまいます。

このようなケースの腰痛は原因を探るのが難しく、
治療に時間がかかる人が多い
です。

特に、過去に腰椎椎間板ヘルニアの
手術をしたことがあるような人では、
手術によって患部がさらに硬くなっていたり、
腰椎や股関節の可動域が狭くなっていることが多いです。

そういう方の場合は、
普通の治療ではなかなか改善しないことがあります。

腰痛の対策

ここからは腰痛に対する効果的な対策をご紹介します!

「何か取り入れ得られるものはないかな?」と、
気にしながら読んでみてください(^^)/

ウォーキングなどの運動

調べれば必ず出てくるのが「ウォーキング」です!

やっぱり「歩く」ことは1番効果的で、
・腰への負担が少なく
・全身運動ができて
・ほぼ確実に痛みが軽減する

最強の方法だと僕は思います!!

もちろん痛みを我慢して歩いてはダメですが、
極力は歩く時間や歩数を増やしてもらって、
股関節を動かす習慣を作ってほしいです。

状態や生活環境にもよりますが、
まずは4000〜5000歩目指して歩きましょう!

カルシウムとマグネシウムの摂取

骨が弱くなることは、腰痛に直結します。

「腰椎圧迫骨折」や「脊柱管狭窄症」なども、
骨が弱くなることで起こりやすくなります。

さらには、骨が弱くなると”筋肉も弱くなる”ので、
身体の土台となる骨は強くしていきましょう!

骨を強くし、筋肉や関節の機能を保つためには、
カルシウムとマグネシウムが重要です。

特に閉経後はカルシウムの吸収が低下するため、
しっかりと補給していきましょう!

姿勢の改善

最後は言わずもがな「姿勢」ですね。

・猫背
・反り腰

は、腰痛に大きな悪影響を与えます。

猫背や反り腰などの姿勢を改善して、
首・肩・腰への負担を減らしてあげることも、
腰痛対策としてかなり効果的です!

姿勢改善のためにヨガや整体をするのもおすすめです!

当院の『レッドコード整体』も姿勢改善が得意なので、
ぜひ検討してみてください(^^)

医療機関への受診

もし腰痛が強い場合や、
痺れなどの症状がある場合は、
まずは専門医に相談することをおすすめします。

神経が傷ついていたり、
他の病気が要因になっていることもあるので、
まずは事実確認をしましょう!

「病院に行くかどうか迷う」などがあれば、
ご相談いただければお答えします(^^)

まとめ

40代~50代の女性に起こる腰痛は、
・ホルモンバランスの変化
・筋力の低下
・生活習慣
・既往症

など、 さまざまな要因が複合的に影響しています。

そのため、運動、栄養、姿勢の改善など、
色んな方向から可能性を探しながら、
ご自分にある治療法を見つけていく必要があります。

ここまで読んでいただいて、
「結局みんな同じことを言ってるな」と
感じたかもしれません。

ただ、これだけは知っておいてほしいのですが、
腰痛や肩こりの治療に「魔法はない」んです。

色んな可能性や選択肢の中から、
「あなたに必要なこと」を見つけて、
コツコツ取り組んでいくしかないんです。

「今すぐ何とかしてほしい!」という
辛い気持ちも十分に理解していますが、
治療家として嘘はつけませんから。

この記事が少しでも参考になれば幸いです!

何か気になることがあれば、
お気軽にご相談ください(^^)/

 

【執筆者】
柔道整復師
フィジカルバランスラボ整体院
院長 奥村龍晃