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【何もしてないのに痛くなる理由は?】

【何もしてないのに痛くなる?】
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「何もしてないのに痛くなったんですよ」

このセリフは患者さんからよく言われます。

- 痛くなったキッカケがわからない
- いつの間にか痛くなった
- 何も特別なことはしていない

なのに腰や肩が痛くなったりする。。

これはなぜなんでしょうか?

このテーマに関して僕は、
1つの持論があります。

例えば「手」が痛くなったとしましょう。

生活や職業によって使い方は様々ですが、
使えば使っただけ負担がかかるのが人間の身体です。

整体師なら毎日何人も施術をするし、
料理人なら常に包丁を握っているし、
漫画家なら1日何時間も絵を描いてるし。

客観的に相手のこととして見れば、
「それだけ酷使してれば痛くなるよ」
と思えますよね?

ですが!

この整体師も、料理人も、漫画家も、
手を使うことが『当たり前』なんです。

『特別なことは何もしていない』んです。

日常の中で普段通り当たり前に手を使っているだけ。

でも、人から見れば「酷使している」ように見える。

これが「何もしてないのに痛くなる」の正体です。


骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れなどの、
明らかな”怪我”以外の痛みは、
『日常生活で負担が蓄積したもの』です。

自分は「何もしていない」と思っていることも、
人から見れば負荷のかかることをしている。
もしくは『身体にとって』負荷のかかることかもしれません。

「ただ歩いていただけなのに膝が痛くなった」
それは歩き方が『膝に』負担をかけていたかもしれません。

「買い物の荷物を持っただけなのに肩が痛くなった」
それは荷物の持ち方が『肩に』負担をかけたかもしれません。

一見、みんなが普通にやっていること。
誰でもできそうなこと。
大したことではなさそうなこと。

そういった日常の「普通」や「当たり前」の中に、
痛みをきたす『負荷』が隠れています。

これは一見普通に見えるので、
専門家でないと見抜けません。

なんでも鑑定団のプロ鑑定士さんが見れば、
とんでもないお宝に見えるものも、
素人が見ればただの壺だったりします。

人は何気ない日常生活の中で、
絶えず自分の身体に負荷をかけています。

そして「どの動作が」負担をかけているかは、
自分では気づくことはできません。

腰痛や膝痛を治すためにも、
治った後に再発防止をするためにも、
「当たり前を見直す」ことは重要です。

ここに気づけたらもう、
再発することはありません(^^)