【ぎっくり腰の原因と対処法】
【ぎっくり腰の原因と対処法】
あなたは「ぎっくり腰」を経営したことがあるでしょうか?
「ぎっくり腰」は、急に起こる腰の激しい痛みで、
日常生活に大きな影響を与えます。
当院に来られる患者さんでも、
「朝起きて動けなくなった」
「車から降りられなくなった」
「痛くて何日も寝込んだ」
と、辛い経験をされた方のお話を聞きました。
この記事では、ぎっくり腰の原因と、
それに対する効果的な対処法をご紹介します。
ぎっくり腰に遭遇したとき、
あるいは予防策を知りたい方は、
ぜひ参考にしてください!
# ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、「急性腰痛症」とも呼ばれ、
海外では「魔女の一撃」とも言われ恐れられています。
発症する性別差や年齢はなく、
誰にでも起こり得るので注意が必要です!
主な原因は以下の通り。
**急な重い物の持ち上げ**
不適切な姿勢での重い物の持ち上げは、
腰に過剰な負担をかけ、
筋肉や靭帯に急激なストレスを引き起こします。
特に”膝や股関節を曲げずに”床の物を拾おうとしたり、
”腕の力だけで”重い荷物を持とうとすると、
「ぎっくり腰」を発症しやすくなります。
**不意の動作**
身体を急にひねるなどの突然の動作は、
腰部の筋肉や靭帯に負担をかけ、
ぎっくり腰の原因となります。
車の後部座席の物を取ろうとしたり、
後ろから声をかけられて振り向いた時など、
咄嗟の動作には注意が必要です!
**長時間の同一姿勢**
長時間のデスクワークなど、
同じ姿勢を続けることで腰に負担がかかります。
同じ姿勢を続けるということは、
”筋肉が固まっている”ということです。
そんな状態を何日も何年も続けていると、
何気ないキッカケで「ぎっくり腰」になってしまいます。
**運動不足**
「ぎっくり腰」になってしまった方の多くは、
・お尻
・ももの裏(ハムストリングス)
・体幹
の筋肉が弱くなっています。
現代ではよほど意識して運動をしないと、
簡単に「運動不足」になってしまいます。
#対処法
もしも「ぎっくり腰」になった場合は、
以下の方法を試してみてください!
1. **安静にする**
激しい痛みがある場合は、
無理をせず安静にしてください。
できれば、お仕事を休んだり、
家事や作業も中断して、
ご自身の身体を最優先に労ってください!
2. **温める**
実は「ぎっくり腰」では、
患部を冷やしても効果はほとんどありません!
むしろ冷やすと余計に筋肉が硬くなり、
治りが遅くなるとも言われています。
できるだけ温めること意識して血行を良くし、
筋肉の緊張を和らげることをオススメします!
3. **適切な薬の使用**
少し動くのも辛い「ぎっくり腰」は、
我慢せずに痛み止めを服用することも一つの手段です。
ただし、たくさん服用し過ぎたり、
痛みが引いたからといって無理は禁物です!
薬で”一時的に”痛みが緩和しているだけで、
決して”治ったわではない”ことを忘れないでください!!
4. **徐々に動かす**
痛みが落ち着いたら、
軽いストレッチやウォーキングなど、
徐々に腰を動かしていきましょう。
身体を動かさないままでいると、
また「ぎっくり腰」を再発させてしまいます。
あくまでも無理のない範囲で、
ゆっくりと少しずつ始めてください!
#予防策
「ぎっくり腰」はならないことが1番!
以下に、予防策をまとめましたので、
ぜひ参考にして、予防の意識を高めていきましょう!
**日常の姿勢を改善する**
やはり1番の予防策は「正しい姿勢」です。
なるべくリラックスした自然体での、
”腰に負担がかからない姿勢”が理想的です!
**定期的な運動**
「ぎっくり腰」の予防には、
「運動」は欠かせません!
できる限り、
・お尻
・ももの裏(ハムストリングス)
・体幹
の筋力をつけて、
腰への負担を軽減していきましょう!
**重い物の持ち方に注意**
重い物を持つ動作には、
実は”コツ”があります!
それは、
「膝も股関節も深く曲げる」
こと。
これだけでもグッと腰の負担を減らせます!
腰に不安がある人は、
ぜひ意識してみてください!
**定期的な身体のメンテナンス**
普段から身体のメンテナンスをすることも効果的です。
「ぎっくり腰」になってしまっては、
辛い時間が長くなってしまいますし、
治療にも時間がかかってしまいます。
定期的に筋肉の硬さや姿勢の歪みなどを、
メンテナンスすることが大切です。
いかがだったでしょうか?
1度「ぎっくり腰」になってしまうと、
激しく辛い痛みがあるのはもちろんのこと、
「またいつ起きるかわからない」という
不安を抱えたまま生活を送ることになります。
僕はそんな不安を、
できる限り取り除きたいと思って治療をしています!
「ぎっくり腰」はならないのが1番!!
ですが、もしなってしまった時、
なりそうな予感や気配を感じた時は、
我慢せずに早めにご連絡ください(^^)/
【執筆者】
柔道整復師
フィジカルバランスラボ整体院
院長 奥村龍晃