【治療家として娘に伝えたいこと】
【あなたの身体は何とも交換できません】
長女「パパ、歯が抜けた!」
奥村「おぉ!次はもう大人の歯が生えるな!」
長女「隣の歯もグラグラしてるよ」
奥村「いいかい?大事な話だからよく聞いて」
奥村「次に生えてくる歯は大人の歯だから、
もう抜けたら2度と生えてこないんだよ」
奥村「歯だけじゃなくて、腕や脚も、
ケガをしてなくなってしまったら、
もう2度と生えてこないんだよ」
長女「うん」
奥村「今ある”自分の身体”は大人になっても、
ずっと”あなただけの身体”だから」
奥村「ずっとずっと大切にしていかなきゃいけない」
奥村「今も、大きくなってからも、
たくさんやりたい事あるよね?」
奥村「絵を描いたり、海に行ったり、キャンプに行ったり、
アイス食べたり、かけっこしたりしたいよね?」
長女「うん」
奥村「そんな時”自分の身体”がなかったら、
痛くて動かせなかったら、
やりたい事はできなくなるよ」
奥村「”自分の身体”は何とも交換できないから、
痛くなっても誰も変えっこしてくれないんだ」
奥村「だから”自分の身体”は大切にしてね」
奥村「身体が痛くなくて元気でいれば、
好きなことなんでもできるから!」
長女「わかった!」
奥村「今度、お休みの日にやりたい事ある?」
長女「パパと海に行きたい!」
奥村「よし!たくさん寝て元気だったら、
一緒に海に行こう!」
長女「うん!」