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2022年01月12日

【基礎代謝からみる自分に必要な心掛け】

「最近、痩せにくくなったなぁ」
と感じてませんか?
 
誰もが1度は聞いたことが
あるであろう『基礎代謝』
 
痩せる・痩せないの
ダイエットはもちろんのこと、  
健康寿命を考える上でも
とても大事な概念です!
 
 
今回は『基礎代謝』という言葉を、  
治療家目線から考えてみたいと思います!
 
 
〈『基礎代謝』ってなに?〉
 
ほとんどの方が知っていると思いますが、  
『基礎代謝』という言葉の意味を  
共有しておきたいと思います!
 
 
『基礎代謝』というのは、
 
 ”心身ともに安静な状態の時に、  
  生命維持のために消費される
 必要最小限のエネルギー代謝量”
 
のこととされています。
 
 
難しい言葉が出てきましたね笑
 
僕なりの言葉で簡単に言い換えると、
 
 
 ”自分の身体がどれだけ若々しいか”
 
 
と考えています。
 
『基礎代謝』は筋肉の
若々しさはもちろんのこと、  
内臓や血液の健康状態も含まれます。
 
 
実は運動をしているからと言って、  
『基礎代謝が高い』とは限らないんです!
 
 
 〈身体の半分は筋肉〉
 
『基礎代謝』を考える上で、  
絶対に欠かせないのが「筋肉」です!
 
 
筋肉と言えば、  
 腹筋が割れてる  
 ムキムキ  
 アスリート  
みたいなイメージが多いと思いますが、  
運動をしている・してない関係なく、  
どんな人にも筋肉は存在します。
 
 
一般的に言われる「筋肉」は、  
”見た目に見える筋肉”を指していて、  
いわゆる”鍛えれば大きくなる筋肉”のことを  
言っていることがほとんど。
 
この”見た目に見える筋肉”の  
全身の量を合計すると、  
人間の身体の約3割を占めると
言われています!

 
そして!
 
 
”見た目には見えない筋肉”を  
意識することが大事です!
 
その”見た目には見えない筋肉”とは、  
もちろん「内臓・血管」のことです!
 
実は「内臓・血管」を形づくっている細胞は、  
かなり多くの割合で「筋肉細胞」なんです!
 
心臓や胃や腸などが”動く”というのは、  
なんとなくイメージできますよね?
 
人間の身体が動くのは
「筋肉」があるから。
 
内臓もほとんどが「筋肉」なんです!
 
 
全部の内臓・血管の「筋肉細胞」を集めると、  
全身の約2割を占める筋肉量になるそうです!  
※諸説あります
 
 
先ほどの話を踏まえてまとめると、、
 
・”見た目に見える筋肉”は全身の約3割  
・”見た目に見えない筋肉(内臓・血管)”は全身の約2割
 
合計すると全身の約半分が、  
「筋肉」ということになります!
 
『基礎代謝』には「筋肉」が
大きく関係してることが、  
なんとなくでも伝わったでしょうか?
 
 
〈筋肉が硬くなると関節も硬くなる〉
 
「基礎代謝を上げたい」  
「健康的な身体になりたい」  
「もっと痩せやすい身体になりたい」
 
そう思って何かを始めた時に、  
よく起こるのが突然のギックリ腰や膝痛。
 
普段、動かしていない筋肉は、  
急に動かすとビックリして、  
急激に硬くなろうとする性質を持っています。
 
特にここ最近の傾向としては、  
コロナ禍の影響で外出や運動を控えて、  
家にこもっている人が増えています。
 
テレワークになって通勤がなくなり、  
1日の平均歩数が5,000歩も減ったという  
統計データがあるくらい、  
現代人は深刻な運動不足に陥っています。
 
 筋肉を動かさない生活  
 運動をしない生活
 
で1番深刻なのは、  
実は「関節が動かなくなる」ことです。
 
 肩が上がらなくなる  
 首が回らなくなる  
 股関節が曲がらなくなる
 
人間の身体は関節が動くことによって、  
筋肉を最大限動かすことができます。
 
ですが、、
 
関節が動かないということは、  
筋肉が伸び縮みする範囲が小さくなるので、  
結果的に筋肉は弱くなっていきます。
 
それは内臓と血管にも言えることで、  
筋肉が伸び縮みしなくなっていくと、  
内臓や血管はどんどん脆くなっていきます。
 
 
〈運動を始める前に関節を動かそう〉
 
『基礎代謝』を上げるために  
運動はもちろん大切だし効果的ですが、  
突然始めるのは危険です。
 
 
普段、運動をする機会が少ない方は特に、  
「運動をしよう」とする前に、  
「関節は硬くなってないかな?」と、  
まずは動かせる範囲を確認してみてほしいです。
 
例えば、  
 腕を真上に上げてみる  
 肩を後ろに回してみる  
 立ったまま前屈してみる  
 座って開脚してみる
 
これらで今のご自分の「関節の動く範囲」を  
正確に把握した状態で、
 
 ”今、自分に合う運動”
 
を選んでもらえたらと思います!
 
もし「関節を動かす範囲」を
確認している時点で、  
動かしにくい箇所や
痛みを感じる部位があれば、  
運動を始める前に
治しておくことをおすすめします!
 
 
 〈若々しさは筋肉から!〉
 
いかがだったでしょうか?
 
だんだんと情報量が多くなって、  
ちょっと疲れちゃいましたかね?笑
 
 
最後に簡潔にまとめると、
 
 「筋肉を若く保つには、  
  激しい運動よりも”動かす範囲”が大事」
 
ということです!
 
 
全身にある筋肉は、  
最大限大きく動かしてあげれば、  
十分に活性化されます!
 
無理して運動を始めるよりも、  
ストレッチや関節の動きを
よくする整体などから  
始めてみてはいかがでしょうか(^^)/