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2022年01月

【腰が治ったら肩が痛くなるメカニズム】

【腰が治ったら肩が痛くなるメカニズム】
 
長く患者さんとお付き合いをしていると、  
かなり高い確率で言われることがあります。
 
 
それは、
 
 「腰が治ったら今度は肩が痛くなった」
 
 
 1つの部位が治ると  
 また別の部位が痛くなる
 
というもの。
 
 
これは特別珍しいことではなくて、  
人間の身体として正常な現象です。
 
 
人間の身体には  
『疼痛閾値(とうつういきち)』  
と呼ばれるものがあります。
 
『疼痛閾値』はいわゆる  
”痛みを感じるボーダーライン”のことで、  
このボーダーラインを
越えれば痛みを感じるし、  
ボーダーラインを
越えなければ痛みを感じない。
 
という機能を持っています。
 
 
さらに人間の身体の性質として、
 
”1番高くボーダーラインを越えた  
 痛みを優先的に感じる”
 
という性質を持っています。
 
例えば先ほどの  
「腰が治ったら肩が痛くなった」  
を例にしてみると、
 
疼痛閾値:100  
(100を超えると痛みを感じる)
 
A:腰の痛み200  
B:肩の痛み160  
C:膝の痛み80
 
とした場合、
 
AとBはどちらも  
『疼痛閾値』を越えているので、  
腰と肩両方の痛みを感じるはず。
 
 
ですが人間の身体は、
 
”1番高くボーダーラインを越えた  
 痛みを優先的に感じる”
 
ようにできているので、  
腰の痛みを優先的に感じます。
 
 
整体の施術や治療によって、  
腰の痛みが200→120まで下がると、  
今度は”肩の痛み”が
 
”1番高くボーダーラインを越えた痛み”
 
となるので、  
肩の痛みを感じるようになります。
 
 
なるべくわかりやすいように書きましたが、  
これが
【腰が治ったら肩が痛くなるメカニズム】
です。
 
 
患者さん本人が気づかないだけで、  
実は身体はあちこち痛みを感じていて、  
人間はたくさんの痛みを
抱えながら生活しています。
 
レッドコード整体を提供する上で、  
絶対に欠かせない視点が、
 
 「痛みが出ている部位以外を診る」
 
という視点。
 
この視点から身体を診ていくと、  
すでに『疼痛閾値』を越えていそうな  
部位を見つけることができるので、
 
「次はここが痛くなるだろうな」
 
という予測がたちます。
 
 
その事実を患者さんにお伝えして、  
患者さんが望むのであれば、  
”今痛みが出ている部位以外も”治療する。
 
こうやって  
「次の痛みを未然に防ぐ」ことも、  
治療家の役割だと考えています。
 
 
人間の体の仕組みは  
優しいのか、優しくないのか、  
痛みを1つしか感じないようにできています。
 
だからこそ”隠れた痛み”が存在して、  
新しい悩みを生み出します。
 
”隠れた痛み”の存在に気づき、  
出てくる部位とタイミングを予測し、  
未然に治療して解消する。
 
 
患者さんにはわかってもらいにくいですが、  
これが僕の強みだと思っています。

【痛み止めは飲んでも良いのか?悪いのか?】

カロナール  
ロキソニン  
セレコックス  
バファリン  
リリカ
 
市販で買えるのもから、  
病院で処方されるものまで、  
たくさんの種類の痛み止めがあります。
 
ぎっくり腰や頭痛に限らず、  
慢性腰痛や五十肩、  
膝の痛みや腱鞘炎など、
 
「痛み止めを飲みたいな」
 
と思うことは多いですよね。
 
 
ただその反面、
 
「本当は薬を飲みたいくない」
 
と思っている人も少なくありません。
 
 
僕は治療家という職業柄、
 
「腰が痛いんですけど、  
 痛み止め飲んでも大丈夫ですか?」
 
とよく質問されます。
 
 
あくまでも僕の考えですが、、
 
「痛い時は痛み止めを飲んでもいい」
 
と思っています。
 
 
痛みを感じながらの生活は辛いし、  
痛みを長期間感じ続けていると、  
痛みが取れにくい体質になっていくと  
僕は感じています。
 
 
僕が大事にしている考え方は、  
”痛み止めそのもの”が悪いとかではなく、  
”痛み止めの使い方”です。
 
シンプルに言ってしまうと、
 
「痛み止めで治そうとする」
 
ことはあまりおすすめしません。
 
 
痛み止めは”痛み”をなくすことはあっても、  
”痛みの原因”をなくしてくれる訳ではありません。
 
花粉症の薬で”花粉症の症状”が治っても、  
”花粉症が治る”訳ではないのと一緒です。
 
 
腰痛や頭痛が本当に辛い時は、  
痛み止めを使うのは問題ありません。
 
でも、
 
”痛み止めでは腰痛は治らない”
 
という事実を忘れてはいけないと  
僕は思っています。
 
 
大切なのは『使い方』
 
ちなみに僕は
湿布も同じ考え方です(^^)

【すべては痛みを取るために】

慢性痛を根本から改善させるために、  
僕が大切にしている考えは、
 
 「心も身体も脱力する」
 
こと。
 
 
打撲や捻挫などの”炎症の痛み”ではない  
慢性痛を解消するには、  
メンタルや自律神経の影響は無視できない。
 
姿勢の崩れや運動不足、  
睡眠不足や食事の偏り。
 
一般的にメジャーな
原因はたくさんあれど、
 
 人間関係のストレス  
 漠然とした将来への不安  
 自分自身の身体的な劣等感など
 
日々、じわじわと気づかないうちに  
すり減らされたメンタルが、  
慢性痛となって表面化していると、  
僕は感じている。
 
 
そういった目には見えない、  
数値化できない”痛みの原因”を  
根本から解消するために、  
僕はレッドコードを使っている。
 
 
キモになるのは「脱力」で、
 
 「気を逸らす」
 
ということを  
体感してほしいと思っている。
 
 
”何か”に意識が向いている時は、  
人間の思考はその”何か”に支配される。
 
もし、
 
その”何か”が”痛みの原因”だった場合、  
思考は”痛みの原因”に支配されて、  
痛みを作り出し続けてしまう。
 
 
だから僕はレッドコードで、  
「身体を宙に浮かせる」ことで、
 
 「日常から気を逸らす」
 
ことを促している。
 
 
 宙に浮く  
 無防備になる  
 ウトウトする
 
日常の中にある”痛みの原因”へ、  
意識が向きにくい状況をあえて作って、  
「脱力せざるを得ない」状態にもっていく。
 
 
筋肉を緩めるとか  
関節のズレを整えるとか  
弱った筋肉を鍛えるのも
 
痛みを解消するためには絶対大事。
 
でも、
 
 心が休まる  
 思考が止まる  
 力が抜ける
 
などの『本当の意味でのリラックス』が、  
それらと同じくらい大事だと思っている。
 
 
人間の身体は解明されていないことが多い。
 
痛みの原因も1つだとは限らない。
 
だからこそ色んな可能性を考えて、  
色んな視点から仮説を立てて、  
患者さん本人と向き合っていく必要がある。
 
 
信じられない人もいると思う。  
好みに合わない人もいると思う。
 
だけど痛みが解消された人が  
いることも事実。
 
 
すべては痛みを取るために。
 
今までもこれからも、  
僕はレッドコードの可能性を信じる。

【基礎代謝からみる自分に必要な心掛け】

「最近、痩せにくくなったなぁ」
と感じてませんか?
 
誰もが1度は聞いたことが
あるであろう『基礎代謝』
 
痩せる・痩せないの
ダイエットはもちろんのこと、  
健康寿命を考える上でも
とても大事な概念です!
 
 
今回は『基礎代謝』という言葉を、  
治療家目線から考えてみたいと思います!
 
 
〈『基礎代謝』ってなに?〉
 
ほとんどの方が知っていると思いますが、  
『基礎代謝』という言葉の意味を  
共有しておきたいと思います!
 
 
『基礎代謝』というのは、
 
 ”心身ともに安静な状態の時に、  
  生命維持のために消費される
 必要最小限のエネルギー代謝量”
 
のこととされています。
 
 
難しい言葉が出てきましたね笑
 
僕なりの言葉で簡単に言い換えると、
 
 
 ”自分の身体がどれだけ若々しいか”
 
 
と考えています。
 
『基礎代謝』は筋肉の
若々しさはもちろんのこと、  
内臓や血液の健康状態も含まれます。
 
 
実は運動をしているからと言って、  
『基礎代謝が高い』とは限らないんです!
 
 
 〈身体の半分は筋肉〉
 
『基礎代謝』を考える上で、  
絶対に欠かせないのが「筋肉」です!
 
 
筋肉と言えば、  
 腹筋が割れてる  
 ムキムキ  
 アスリート  
みたいなイメージが多いと思いますが、  
運動をしている・してない関係なく、  
どんな人にも筋肉は存在します。
 
 
一般的に言われる「筋肉」は、  
”見た目に見える筋肉”を指していて、  
いわゆる”鍛えれば大きくなる筋肉”のことを  
言っていることがほとんど。
 
この”見た目に見える筋肉”の  
全身の量を合計すると、  
人間の身体の約3割を占めると
言われています!

 
そして!
 
 
”見た目には見えない筋肉”を  
意識することが大事です!
 
その”見た目には見えない筋肉”とは、  
もちろん「内臓・血管」のことです!
 
実は「内臓・血管」を形づくっている細胞は、  
かなり多くの割合で「筋肉細胞」なんです!
 
心臓や胃や腸などが”動く”というのは、  
なんとなくイメージできますよね?
 
人間の身体が動くのは
「筋肉」があるから。
 
内臓もほとんどが「筋肉」なんです!
 
 
全部の内臓・血管の「筋肉細胞」を集めると、  
全身の約2割を占める筋肉量になるそうです!  
※諸説あります
 
 
先ほどの話を踏まえてまとめると、、
 
・”見た目に見える筋肉”は全身の約3割  
・”見た目に見えない筋肉(内臓・血管)”は全身の約2割
 
合計すると全身の約半分が、  
「筋肉」ということになります!
 
『基礎代謝』には「筋肉」が
大きく関係してることが、  
なんとなくでも伝わったでしょうか?
 
 
〈筋肉が硬くなると関節も硬くなる〉
 
「基礎代謝を上げたい」  
「健康的な身体になりたい」  
「もっと痩せやすい身体になりたい」
 
そう思って何かを始めた時に、  
よく起こるのが突然のギックリ腰や膝痛。
 
普段、動かしていない筋肉は、  
急に動かすとビックリして、  
急激に硬くなろうとする性質を持っています。
 
特にここ最近の傾向としては、  
コロナ禍の影響で外出や運動を控えて、  
家にこもっている人が増えています。
 
テレワークになって通勤がなくなり、  
1日の平均歩数が5,000歩も減ったという  
統計データがあるくらい、  
現代人は深刻な運動不足に陥っています。
 
 筋肉を動かさない生活  
 運動をしない生活
 
で1番深刻なのは、  
実は「関節が動かなくなる」ことです。
 
 肩が上がらなくなる  
 首が回らなくなる  
 股関節が曲がらなくなる
 
人間の身体は関節が動くことによって、  
筋肉を最大限動かすことができます。
 
ですが、、
 
関節が動かないということは、  
筋肉が伸び縮みする範囲が小さくなるので、  
結果的に筋肉は弱くなっていきます。
 
それは内臓と血管にも言えることで、  
筋肉が伸び縮みしなくなっていくと、  
内臓や血管はどんどん脆くなっていきます。
 
 
〈運動を始める前に関節を動かそう〉
 
『基礎代謝』を上げるために  
運動はもちろん大切だし効果的ですが、  
突然始めるのは危険です。
 
 
普段、運動をする機会が少ない方は特に、  
「運動をしよう」とする前に、  
「関節は硬くなってないかな?」と、  
まずは動かせる範囲を確認してみてほしいです。
 
例えば、  
 腕を真上に上げてみる  
 肩を後ろに回してみる  
 立ったまま前屈してみる  
 座って開脚してみる
 
これらで今のご自分の「関節の動く範囲」を  
正確に把握した状態で、
 
 ”今、自分に合う運動”
 
を選んでもらえたらと思います!
 
もし「関節を動かす範囲」を
確認している時点で、  
動かしにくい箇所や
痛みを感じる部位があれば、  
運動を始める前に
治しておくことをおすすめします!
 
 
 〈若々しさは筋肉から!〉
 
いかがだったでしょうか?
 
だんだんと情報量が多くなって、  
ちょっと疲れちゃいましたかね?笑
 
 
最後に簡潔にまとめると、
 
 「筋肉を若く保つには、  
  激しい運動よりも”動かす範囲”が大事」
 
ということです!
 
 
全身にある筋肉は、  
最大限大きく動かしてあげれば、  
十分に活性化されます!
 
無理して運動を始めるよりも、  
ストレッチや関節の動きを
よくする整体などから  
始めてみてはいかがでしょうか(^^)/

【肩こり・腰痛は3兆円の損失⁉︎】

日本の総人口約1億2,500万人のうち、  
80%が経験すると言われる「肩こり・腰痛」
 
人々の生活を悩ませる  
大きな問題になっている”慢性痛”は、  
なんととんでもない経済損失を
生んでいるという研究結果があるみたいです!
 
その研究結果では、  
慢性的な肩こりや腰痛がある人は、
 
 1週間で平均4.6時間も  
 仕事の生産性が低下する
 
そうなんです。
 
これを現役で働いている人の
人口に当てはめると、、
 
3兆円もの経済的な  
生産性の低下になるそうなんです。。
 
なんとも恐ろしいですね。。
 
これは仕事に当てはめた数字なので、  
例えば日常生活での充実度や、  
人生の幸福度などに当てはめた場合は、  
どんな損失があるでしょうか。
 
国民の80%が肩こり・腰痛の日本。
 
「身体が辛いのは当たり前」
 
なんて言ってられない話かもしれません。
 
 
少し大袈裟な話に聞こえるかもしれませんが、
僕たち治療家という職業は、
このような「損失を減らしていく」という
重要な役割を与えられているのかもしれません。

【寝違えの正体】

仕事始め2日目の朝に  
首を寝違えた患者さんから、  
「首を寝違えたんだけど、
 なんとかしてほしい」  
と連絡がありました。
 
夕方の予約枠にねじ込んで、  
早速患部を診させてもらうと、  
よくある胸鎖乳突筋の寝違え。
 
 
奥「あ〜、典型的な寝違えっすね」
奥「初日からハリキリました?笑」
 
なんて冗談混じりに話しつつ、  
レッドコードで吊る前にサクッと施術。
 
患「あれ?もう半分くらい
  痛みが減ったんだけど?」
患「今、何やったの?」
 
奥「はっはっはー!魔法です!笑笑」
奥「続きは浮かせてやりましょう」
 
なんて冗談を飛ばしつつ、  
レッドコードで浮かせたまま仕上げ。
 
 
僕なりの考え方ですが、  
寝違えは”筋肉の充血”なんで、  
集まった血液を他所へ流してあげれば、  
割と簡単に緩和しちゃうんです。
 
男性器がわかりやすいですが、  
テンションが上がって充血したら、  
ヤツは硬くなりますよね?
 
それと同じイメージで、  
血液が集まると筋肉は硬くなる。
 
だったらその血液を代謝してあげれば、  
筋肉は柔らかくなるはず。
 
 
実際の施術では患部はほとんど触らずに、  
・脇  
・胸  
・腕
の筋肉や関節を動かすだけ。
 
もちろん患部に関連した部位がメインですが、  
極論を言えば足首を動かしたって  
寝違えは緩和しちゃうんです。
 
 
これが僕が思う寝違えの正体。
 
嘘のような身体の不思議(^^)

【新年のご挨拶】

明けましておめでとうございます!
 
皆様、お正月休みは
いかがお過ごしだったでしょうか?
 
私事ですがこのお正月休みは、
とても楽しく穏やかに過ごせました(^^)
 
特に年末に行った三重キャンプは、
初のお泊まりキャンプということもあり、
子供たちも妻も大喜びでした!
 
今年2022年のフィジカルバランスラボ整体院は、
 
 『好きなことを、好きな時に、
  好きなだけ楽しめる身体を提供する』
 
をコンセプトとして、
関わる方の健康をサポートさせていただきます!
 
 
奥村の治療家としての根幹にある、
 
 『健康寿命100年』
 
という信念はそのままに、、
 
さらなる知識や治療技術向上を続け、
皆様へ「再発しない身体づくり」や、
「疲れにくい身体づくり」に向けた
勉強に取り組んで参ります!

今年は今まで以上に、
・治療効果の向上
・セルフケアの指導
・取り組みやすいトレーニング指導
はもちろんのこと、
予防に重要な食事指導にも
力を入れていきます!
 
「自身の身体こそが大切な資本」だからこそ、
皆様のお身体を守り、高めていくために、
全力でサポートして参ります!
 
本年も宜しくお願い致します(^^)/