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【テレワークは腰痛の原因ではない?】

長時間の座り姿勢はキッカケにすぎない。

当院は「肩こり・腰痛専門」を掲げているので、
たくさんの肩こり・腰痛でお悩みの方が来られます。

そんな中で最近よく聞くお悩みが、、

「テレワークで腰痛が悪化して」
「テレワークを始めたら腰痛になって」

というお悩み。

今までの職場とは違い、
お仕事のしやすい環境ではない自宅でのお仕事は、
確かに身体に負担がかかりやすいですね。

ちゃんとしたビジネスデスクもないし、
ちゃんとしたビジネスチェアもないし、
人によっては床に座ってのパソコン作業。

座り姿勢が崩れて首や背中、
腰周りの筋肉が緊張してしまうのは、
多くの方が体感していると思います。

事実、

座り姿勢が崩れて、
腰痛になっていると言えるんですが、
僕はちょっと違う見解を持っています。

僕自身の話ですが、
僕はだいたい1日5時間くらい
座りっぱなしでデスクワークをしています。

自宅にはビジネスデスクがないので、
ちゃぶ台でパソコン作業をしていますが、

1度も腰痛になったことがありません。

それはなぜかと言うと、、

毎日40分のウォーキングと、
1回20分のストレッチを
習慣化しているからです。

冒頭でお話しした、
テレワークでの腰痛にお悩みの患者様は、
例外なく”1日の運動量”が減っていました。

通勤がなくなって歩かなくなった。
駅までの自転車移動をしなくなった。
ずっと家の中にいて外に出ない。

明らかに運動量が減っています。

そもそも筋肉は、
”動かさないと硬くなる”
性質を持っています。

筋肉が硬くなれば、
血流も悪くなるし、
疲れもたまりやすくなります。

そんな状態が続けば、
脳が身体の異常を感じて、
「痛み」という警報を出します。

腰痛は決してテレワークが原因ではなくて、
”筋肉を動かす機会が減った”からなんですね。

こんな話をすると、
耳が痛い方もいるかもしれませんが、
実際に多くの方が 同じようなお悩みを抱えています。

そして、 

テレワークの日常の中に、
ちょっとしたストレッチや運動を取り入れると、
腰痛が緩和して快適仕事に集中できるようになっています。

どんな運動をすればいいか?
どんなストレッチが自分にあってるか?

は、

1度お身体を診させていただいて、
原因を突き止めないと提案は難しいですが、、

まずは30分に1回の頻度で、
椅子から立ち上がることをおすすめします。

お仕事に集中する時間が短くなる
気がするかもしれませんが、
腰痛を気にして集中力が散漫になるようりも、
ずっとお仕事が捗ると思います。

今後も自宅でのお仕事が増えていきそうな、
世の中の流れになっていますので、
お仕事と腰痛との付き合い方は、
早めにスタイルを確立しておくと、
長い目で見て楽になっていくと思います。

腰痛を気にせず過ごすためにも、
自宅でのお仕事の生産性を上げるためにも、
「自分の身体との付き合い方」を
見直してみてはいかがでしょうか?(^^)